日本の祭り in しずおか 2020
第28回地域伝統芸能全国大会
「地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会しずおか」

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静岡県の団体



【静岡県立遠江総合高等学校郷土芸能部】
天宮神社十二段舞楽


団体・芸能の概要

 静岡県立遠江総合高校郷土芸能部は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「遠江森町の舞楽」の一つである「天宮神社十二段舞楽」の継承を主な目的に活動しています。町内外で舞楽を披露するほか、近年では森町・許禰神社で「朝日舞」を奉納するなど、天宮神社十二段舞楽以外の地域芸能も活動に取り入れています。現在、部員は3人ですが、森町の伝統を守る、という強い使命感を持って毎日の練習に励んでいます。
 十二段舞楽は7~8世紀に大陸から伝来した音楽や舞が原型とされ、天宮神社には1200年以上前に伝えられたとされています。爾来、神社の祭礼に用いられました。現在、十二段舞楽は毎年4月第一土・日曜日に奉納されています。
 十二段舞楽は、『延舞』『色香』『庭胡蝶』『鳥名』『太平楽』『新靺鞨』『安摩』『二の舞』『陵王』『抜頭』『納曽利』『獅子』の12の舞曲で構成されています。第五番『太平楽』までは神仏に捧げる舞で、『新靺鞨』以降は五穀豊穣、国家安泰など現世利益を願う舞です。

  • 【祭礼日】
  • 毎年4月第1土曜日・日曜日
  • 【場 所】
  • 天宮神社(周智郡森町天宮576)
  • 【問合先】
  • 森町教育委員会 社会教育課
  • TEL:0538-85-1114


演目映像

演目名:陵王

 天宮神社十二段舞楽は、毎年4月第一土・日曜日に天宮神社で奉納されます。
 第九番『陵王』は、中国に実在した武将の伝説を基に生まれました。この武将は美しい声と美貌の持ち主でしたが、士気を高めるため必ず獰猛な仮面を着けて出陣しました。その後の戦いで、この武将の軍は次々と勝利しました。その武勲にあやかり、舞が作られたと伝えられています。
 この舞は、舞人が腰を曲げたり仰け反ったりする動きが特徴です。この所作は、武将が馬に乗り指揮をとる様子を表しています。また、右手に持つ桴(バチ)は馬を操る鞭を表しています。
 途中で舞の拍子が変わったり、舞の途中で無伴奏になったりすることも特徴です。


静岡県周智郡森町

 森町は静岡県西部に位置し、町北部に緑豊かな森林が広がり、その森林を源とする太田川が町を南北に流れています。この川の流れが肥沃な土壌を生み、中心部から南部にかけて市街地や田園を形成し、甘柿の代表的品種「次郎柿(治郎柿)」の原産地であるほか、茶や米、レタス、とうもろこしの栽培など、大地の実りに恵まれています。
 この太田川流域は、古代から豊かな生活空間が形作られており、森町には遠江国一宮が祀られ、これを中心に多くの由緒ある神社・寺院が置かれるとともに、芸能等も流入、都の文化が根付きました。
 大正12年、森町を訪れた地理学者の志賀重昂が、三方を小高い山々に囲まれ、町の中央を太田川が流れ、どこか京都に似た風情をもつこの町を「小京都」と称賛し、以来「遠州の小京都」と呼ばれるようになりました。
 森町は「遠州の小京都」として、京都に似た地形の中に、京都祇園祭の舞様を伝える「山名神社天王祭舞楽」など数多くの歴史と文化を継承しており、今も脈々とその伝統を受け継いでいます。

友田家住宅

友田家住宅

治(次)郎柿

治(次)郎柿

遠州森の茶

遠州森の茶

小國神社

小國神社

  • 【代表的な観光地】
  • ・友田家住宅・小國神社・天宮神社(天宮神社のナギ)・山名神社・次郎柿原木・八形山蓮華寺・橘谷山大洞院・大日山金剛院・実谷山極楽寺・鹿苑山香勝寺・天方城趾・飯田城趾・葛布の滝・高平山遍照寺・森町立歴史民俗資料館(旧周智郡役所)・戦国夢街道ハイキングコース・アクティ森・太田川ダム
  • 【代表的な商工業】
  • 生産品:茶・米・レタス・とうもろこし・次郎柿・温室メロン
  • 工芸品:森山焼
  • 【リンク先】
  • 森町観光協会
  • 森町ホームページ