日本の祭り in しずおか 2020
第28回地域伝統芸能全国大会
「地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会しずおか」

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静岡県の団体



【沼田の湯立神楽保存会】
沼田の湯立神楽


団体・芸能の概要

 秋深まる山里の夜。熱湯のたぎる大釜の回りを獅子が舞う。笛や太鼓のはやしに乗って、激しく勇壮に、時には優雅に。燃え盛る炎に、見物の衆がほのかに浮かぶ。
 沼田の湯立神楽は、静岡県御殿場市、箱根南麗の沼田地区の鎮守・子之神社で例祭前夜の10月24日に奉納される「湯立神楽」です。
 舞は「七五三の舞」「行の舞」「宮めぐり」「釜めぐり」「四方固め」の5種で、獅子頭をつけた男たちが次々に演じ、家内安全と五穀豊穣を祈願します。
 神楽のクライマックスは「釜めぐり」の「湯たぶさ行事」です。クマザサの束を、大釜の中でたぎる湯に入れてかき回し、神棚、神社本殿、境内の末社や見物衆に湯のしずくを散らして清め、厄を払います。飛散する湯に一瞬のどよめきが走った後、人々は静かに頭を下げて滴を受け、そして神に祈ります。
 今から247年前、沼田に悪病が流行した時、甲州の行者が厄払いに伝授したのが、今日に守り継がれています。昭和42年に静岡県の無形民俗文化財に指定されました。

  • 【祭礼日】
  • 10月最終土曜 
  • 【場 所】
  • 沼田子之神社(静岡県御殿場市沼田237)
  • 【問合先】
  • 御殿場市教育委員会社会教育課
  • TEL:0550-82-4319


演目映像

演目名:沼田の湯立神楽

 10月の末に行われる村の鎮守・子之神社の祭典の前日に「湯立神楽」が行われます。獅子が湯をかき回し、湯花を散らして清め、神の降臨を願う神楽です。神様を迎えた翌日は、獅子がみこしと共に村を周り、各所で平舞や「直会の神楽」を行います。夕方には神を送る「神輿還御の神楽」を舞い、神様にお帰りいただきます。
 沼田地区では、この一連の行事で行われる獅子神楽を総称して「湯立神楽」と呼んでいます。


静岡県御殿場市

 御殿場市は、富士山の東麓に位置し箱根外輪山と愛鷹山に囲まれた、人口約9万人の緑と水に恵まれた高原都市です。「御殿場」の名は、徳川家康が隠居所となる御殿の造営を命じたことに由来しています。
 東京から約80キロの距離に位置する御殿場は、東京・神奈川の経済圏・通勤圏内になっています。古代には東海道に駿河国最大の「横走駅」が置かれて以降、当地は東海道と甲斐方面への接結点として人や物が行き交う交通の要衝でした。明治時代には、箱根の外国人逗留地にやってきた外国人達が、富士山を間近で見られる御殿場まで足を伸ばしたことで外国人別荘地が形成され、また、東海道線が開通し御殿場停車場が開設されたこともあり、一大別荘地・避暑地となりました。
 御殿場市の文化・産業は、富士山がもたらす自然環境と、それと不可分の歴史に育まれてきました。これからも、「富士の麓の交流都市」として魅力溢れるまちづくりを目指していきます。

わらじ祭り

わらじ祭り

みくりやそば

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富士山と御殿場市

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秩父宮記念公園と桜

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(c)御殿場市