演目名:渡り始め など
由比のお太鼓祭は、威勢よく太鼓を叩きながら町内を練り歩く漁師町ならではの荒々しい伝統行事です。
祭りは、正月元旦から三日未明にかけて行われます。元旦は町内に巡行する「渡り初め」。新築や結婚、出産などの祝い事があった家に太鼓を入れて祝福する「入れ太鼓」。
道中で歌われているのが七・七・七・五調の甚句系の唄で、音頭取りの唄に続いて周りの人々が唱和をします。
祭りの最後は褌一枚の若者が太鼓を担ぎ、清めの水を浴びながら太鼓を激しく打ち鳴らす「送り太鼓」。
神が宿る太鼓の響きが、新年を迎えた由比の町並みにこだまします。
静岡市は温暖な気候に恵まれ、北は南アルプスから南は駿河湾に至るまで、豊かな自然環境を有しながら、古くから今川氏や大御所時代の徳川家康公の城下町として、独自の文化や産業を育み、日本の中枢都市として発展を続けてきました。
特に「お茶」や「桜えび」、「プラスチックモデル」などの多様な産業や、国際貿易の拠点である清水港での交易は、本市の経済において重要な役割を担っています。
また、登呂遺跡、久能山東照宮などの歴史的遺跡・建造物は、本市のみならず日本の大切な財産です。
久能山東照宮
静岡浅間神社
三保松原
静岡のお茶
静岡の海の幸(桜えび・生しらす・まぐろ)