日本の祭り in しずおか 2020
第28回地域伝統芸能全国大会
「地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会しずおか」

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地域伝統芸能大賞 支援賞

地域で伝統芸能の公演を実施する上で必要な、衣装や用具、舞台道具の製作や観光誘致の宣伝など、
その行事を支えている団体や個人に贈られます。



【柿田 勝郎】
石見神楽面の製作


受賞者の紹介

 柿田勝郎氏(昭和17年生まれ)は、石見神楽産業発祥の地、浜田市で生まれ育ち、独学で石見神楽面(長浜面技法)作りの道へ入り、昭和47年に柿田勝郎面工房を立ち上げました。設立10年の節目である昭和57年に「島根県ふるさと伝統工芸品」に指定され、平成5年には島根県優秀専門技能者(面製造技能者)に認定されました。雑誌や映画などのマスメディアにも積極的に協力し、著書「面への想い」を出版するなど石見神楽の普及に尽力しています。そして国内だけでなく、海外の人々にもSNSを使い、神楽面を通じて石見神楽の魅力を発信しています。
 また、地元の小・中学生の学習、職場体験などにも協力し、年に一度、ボランティア活動として面製作を一から子供たちと行うなど、ふるさとの伝統芸能の魅力を伝える活動にも尽力しています。
 近年では全国の祭りや劇場・ライブなど他の芸能でも石見神楽面が用いられるようになり、活躍の場を広げています。

  • 【問合先】
  • 柿田勝郎面工房
  • 〒697-0062 島根県浜田市熱田町636-60
  • TEL:0855-27-1731
  • 柿田勝郎面工房HP


受賞インタビュー


演目映像

石見神楽面の製作

 石見神楽面は、石見地方の伝統芸能の一つである石見神楽舞の面として、江戸時代末期より作られています。神楽が神職を中心に舞われていた江戸時代には木彫りの面が使用されていましたが、長浜人形に携わる人形師によって漆工の技法(脱活乾漆)を応用し、現在の和紙の面となりました。粘土型の上に強靭な石州和紙を柿渋入りの糊で幾重にも張り合わせ、乾燥したところで粘土を壊して彩色していくという全国的にも数少ない過程を経ます。この彩色の際の表情づくりが一番難しく、鬼の面であればいかに恐ろしくさせるか、また姫の面であればいかに可愛らしくさせるかが職人の腕の見せどころです。
 材料となる石州和紙はこの地方で産出されるもので、強靭さで知られています。
 今日では、神楽のみでなく新築や店の開店祝いなどの魔よけとして、また縁起物や室内装飾としても珍重され用途を広めています。


島根県浜田市

 浜田市は島根県西部の日本海を望む位置にあり、東は江津市、邑南町、西は益田市、南は広島県に隣接しています。全国に誇れる海、山などの美しい自然と、石見神楽やユネスコの無形文化遺産に記載された石州半紙などの伝統文化、海水浴場、しまね海洋館アクアスなど豊かな自然を活かした観光資源を有しており、また、高速道路、港湾などの都市基盤や大学、美術館をはじめとする教育文化施設が充実した、人と文化と自然の調和のとれた島根県西部の中核都市です。

浜田漁港(マリン大橋)

浜田漁港(マリン大橋)

大蛇 松原社中(協会撮影)

石見神楽(大蛇)

  • 【代表的な観光地】
  • ・しまね海洋館アクアス・石見畳ヶ浦・浜田城跡・北前船寄港地外ノ浦・伝統芸能 石見神楽
  • 【代表的な商工業】
  • 生産物:海産物(アジ、ノドグロ、カレイ)・農産物(米、ピオーネ、赤梨、西条柿)
  • 工芸品:石州半紙(ユネスコ無形文化遺産)
  • 【リンク先】
  • 浜田市観光協会
  • 浜田市HP