日本の祭り in しずおか 2020
第28回地域伝統芸能全国大会
「地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会しずおか」

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地域伝統芸能大賞 地域振興賞

地域に伝わる伝統芸能を活用して、観光及び地域の商工業などの「地元振興」に貢献があった団体や個人に贈られます。



【御宝殿熊野神社稚児田楽・風流保存会】
御宝殿の稚児田楽・風流


受賞団体の概要

 御宝殿熊野神社の祭礼行事は、神事と民俗芸能が一体となり古式にのっとり彩りも豊かに、厳かに執り行われており、祭り全体が「御宝殿の稚児田楽・風流」の名称で、国指定の重要無形民俗文化財になっている福島県いわき市の誇る貴重な文化遺産です。
 稚児田楽は、古典楽器のビンザサラを持った6名と、兎と烏を描いた露払いを持った2名の総勢8名の子どもたちが舞います。田植えから収穫に至る農耕神事を儀礼化した田楽で、全国的にも稚児による田楽は極めて珍しいものです。
 風流は地元では「獅子舞」と呼び、「白鷺舞」は神招きの舞、「青龍舞」は悪魔祓いの舞、「雌雄鹿舞」は子孫繁栄と豊作祈願の舞、「大獅子舞」は祝儀の舞で、4種類が順に演じられます。この舞は、芸能となる以前の姿を思わせる古風なもので、地方的な特色が顕著で、類例の少ない貴重な芸能です。

  • 【祭礼日】
  • 本祭:7月第3月曜日(海の日)、宵祭:その前日
  • 【場 所】
  • 御宝殿熊野神社(福島県いわき市錦町御宝殿81)
  • 【問合先】
  • 御宝殿熊野神社
  • TEL:0246-62-2207


受賞インタビュー


演目映像

演目名: 御宝殿の稚児田楽・風流

<稚児田楽>
 御宝殿の稚児田楽は、田植えから収穫に至る農耕神事を儀礼化した豊年の予祝芸能で、全国的にもきわめてめずらしい稚児による田楽です。
 古典楽器のびんざさらを用いるところから、その摺り音から「ザラッコ」とも呼び、カラスとウサギを描いた露払いを持った2名と、びんざさらを持った6名の合わせて8名の稚児が向き合って舞います。
 種目は、その場で四方に向きを変える「総めぐり」、対角線上の二人が順に位置を交換する「親と子の取替え」、一列または二列になる「一列組打ち」と「二列組打ち」、二人ずつ順に退場する「親は親、子は子」の五種類があります。
<風流>
 風流は地元では「獅子舞」と呼び、豊年の祈願や感謝の意味があります。白鷺舞、青龍舞、雌雄鹿舞、大獅子舞の4種からなり、祭礼では、参道の高い常設櫓の上で演じられます。いずれの舞も四方をめぐりながら3回とび上がり、3回まわることが基本となります。鹿の舞には、豊作と子孫繁栄を祈る呪術的な所作も見られます。


福島県いわき市

 いわき市は、福島県の南東端、茨城県と接する広大な面積を持つまちで、東は太平洋に面しているため、寒暖の差が比較的少なく、温暖な気候に恵まれた地域です。
 地形は、西方の阿武隈高地から東方へゆるやかに低くなり、夏井川や鮫川を中心とした河川が市域を貫流し、太平洋に注いでいます。
 国宝「白水阿弥陀堂」や勿来関跡などの名所のほか、スパリゾートハワイアンズ、アクアマリンふくしまなどの観光施設、いわき湯本温泉郷などもあり、地域によって様々な魅力のある市です。

飯野八幡宮本殿

飯野八幡宮本殿

中釜戸のシダレモミジ

中釜戸のシダレモミジ

いわき絵のぼり製作技術

いわき絵のぼり製作技術

白水阿弥陀堂

白水阿弥陀堂

(c)いわき市提供

  • 【代表的な観光地】
  • ・国宝「白水阿弥陀堂」・スパリゾートハワイアンズ・アクアマリンふくしま・いわき湯本温泉郷・温泉神社・波立薬師・金刀比羅神社・飯野八幡宮・小川諏訪神社のシダレザクラ・いわき市石炭・化石館「ほるる」・いわき市アンモナイトセンター・中田横穴・勿来関跡・いわき市立美術館・夏井川渓谷・中釜戸のシダレモミジ・龍神峡
  • 【代表的な商工業】
  • 生産物:トマト・しいたけ・エリンギ・ねぎ・梨・いちご
  • 工芸品:いわき絵のぼり・いわき和紙・いわき船箪笥・いわきだるま
  • 【リンク先】
  • いわき観光まちづくりビューロー
  • いわき情報局